【重要】Kawazポータル終了のお知らせ【令和】

Kawaz運営

こんにちは。@giginet です。

皆様に悲しいことをお伝えする必要があります。 先日のゼーレ会議(飲み会)において、2019年7月31日を持ちまして、Kawazポータルのサービスを終了することを決定しました。

この記事は終了することに至った経緯や、データのバックアップ方法について説明します。 皆様のデータを守るためにも必要なので、必ずお読みください。

データについて

Kawazポータル(kawaz.org)は2019年7月31日ごろを持って公開を停止することにします。(実際の作業は週末に行われるので、8月頃上旬頃を予定しています) つきましては、ポータル上のあらゆるデータはWeb上からアクセスできなくなります。

データベースやアップロードされたファイルは、管理者が個人的に保管しますが、今後のアクセスはできないものと考えてください。この記事を読んで各自バックアップ作業をお願いします。

ブログなど文章について

Kawazポータルは、2011年夏にサービスインしたKawaz 2ndから、Markdownと呼ばれる形式がサポートされていました。 幸いにも、ここ9年でMarkdownは一般的な形式になり、Web上で広く使われる形式となりました。

そのため、Kawazポータルに書いたブログのデータなどは、ご自分で別のサービスに移して頂けると、ほぼそのまま閲覧することができます。 例えば以下などが挙げられます。

  • はてなブログ
  • Qiita
  • note

など

その他データについて

プロフィール、プロジェクト、イベント、プロダクトも同様に閲覧できなくなり、ゲームのダウンロードもできなくなります。 特にプロダクトを配信ページとしてご利用の場合は、リンク切れを起こしますので、適切な場所に移行してください。

なぜ終了することになったのか

Web業界にいない人にはピンと来ないかも知れませんが、Webサイト、特にKawazのようなシステムですと、ただ閲覧可能な状態にしておくだけでリスクやコストがかかります。

このまま手を加えずに置いておくことはできるのですが、未来永劫に渡って維持し続けるのは不可能ですし、放置する限り、今の状況が改善することはおそらく今後に渡ってありません。 今後サポートを行わないのであれば、開設10年目を迎えた今、惜しまれつつ幕を引くのが適切なタイミングかなと考えました。

主な大きな理由は以下です。

最近の利用状況

使われていないというのが大きいです。今年に入ってから更新はわずかですし、近年はブログも年10エントリー程度しか投稿されていません。 細々と使われていたイベントも開催されていないですし、残念ながら一定の役割を終えたのではないでしょうか。

また、活動主体も、老害が生息するKawazから、Kawaz学生部へ移ったこともあります。 今、活動主体のメンバーと、ポータルを利用しているメンバーの解離が大きいと感じました。(誰が運営しているかわからないサイトは使いづらいはず!)

先日北大を訪れたとき、Kawaz学生部は未だに存続しており、創立メンバーとしては嬉しく思いました。 次世代にバトンを渡すためにも、老害は死なず、ただ去りゆくのみ、という気持ちで決断に至りました。

HTTPS対応や今後の更新の問題

技術的な問題、特に世のHTTPS移行への追従が難しいという理由もあります。

現在、世の中はHTTPSという安全なWeb規格の利用が進んでいます。最近のブラウザやスマートフォンでは、HTTPS化されていないサイトへのサポートが徐々に終了しています。

Kawazポータルはインフラメンバーの尽力により、一部のHTTPS化が完了していますが、完全移行はできていません。 (技術的にはMixed Contentsという状態で運用されています)

KawazポータルはCGM(ユーザーが自由に画像や記事を投稿できるサービスのこと)として運用されており、完全なHTTPS化がとても難しいです。 もちろん、やってやれないことはないのですが、かなりのエンジニアリソースが必要になる作業だと踏んでいます。

また、ライブラリやWebフレームワークの更新の問題もあります。 全ての環境は放置しておくだけで老朽化します。 サポートが切れた環境で運用し続けることは推奨されません。ただ、これも同様にアップデートするコストをかけれないというのが現状です。

サポートコストの問題

Kawazポータルは誕生以来、有志によってメンテされていました。

この規模のサービスを維持するには、本来は企業が高額で雇用するような人材が必要です。 趣味でやっている分には良いのですが、モチベーションが尽きてきた中、無償での維持は困難に思います。

金銭的コストもあります。 昨年のNiftyクラウドサポート終了以来、Kawazポータルの維持には年間5万円ほどのポケットマネーが捻出されております。 実はいろいろと無駄が多いため、もっと金銭的コストの削減は可能なのですが、モチベーションの問題でそれすらままならないという状況です。

開発者からのメッセージをお読みください

以下、開発者のエモが溢れます。

@giginet

giginetです。

Kawazポータルは2009年、@geekdrumsの一言により開発が始まりました。 札幌駅前ヨドバシマックで構想を聞かされて、こいつは何言ってるんだ、と思ったことは昨日のことのように覚えています。

しかし、幸いにも我々の技術力と努力により、全くWeb開発の知識の無い状態から始めて(当時はRuby on Rails製でした)年末年始に勢いでサービスインできました。

このリリースは、当時の僕にとっては大きな励みとなりました。思えばこれがなければ今もWeb企業で働いていなかったかもしれませんね。

その後、@lambdalisueの開発参加と日々のデスマによるPython移行が行われた2010年、 現存するデータ以前が失われた2011年のセカンドインパクト、そして、2014年の現行ポータル移行、通称サードインパクトと様々なことがあってここまでやってこれました。

Kawazポータルの最初から最後まで全てを見ている老害として、10年分の思い出が詰まった場所に自ら幕引きをするのは心苦しい思いがありますが、こういうものは惜しまれつつ綺麗に終わらせるのが一番幸せな形かなと考えました。(時代は令和ですしね!)

運営に携わってくれたメンバー、使ってくれたメンバー、全てに感謝を申し上げたいと思います。ありがとうございました! 今後とも皆様とのお付き合いは変わらずよろしくお願いします。

@miiojp

2010年からのKawazポータル3代見てきました。思えばいろんなことありましたね。 3代目の2014年から自分もちらちら面倒見る役をさせていただきました。 色々トラブルあってもなんだかんだ5年近く元気に稼働してくれたのは嬉しい限りです。 色々実験とかもして、自分自身学ぶことも多かったなあと思っています。

ポータルが消えるのはめちゃくちゃ寂しいですが、仕方ないですね。。。 皆様ご愛顧いただき、ありがとうございました。

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