クリーチャーデザインのすゝめ

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ハァイ!応募してないのにスケジュールに組み込まれていた方、錠之介です!
さてネタを温める時間もなかったので先日イラストのポートフォリオレビューでプレゼンした時の内容と同じような事を書こうと思います。

クリーチャーを描く

まず何でもいいのでテーマを決めましょう。
イヌ科が描きたい気分だったらイヌ科で、その時かっこいいなと思ったネタを集めます。 ドラゴンならまず形を考えます。どういう体の構造をしているかを考え、そこから何が主食とか何が得意とか生物的な連想ゲームをします。
今回は例としてこのキャラクタのデザインを紹介します。

16195610_p0.jpg

最初に決めたテーマは「狼・アイヌ・民族性」です。

資料集め

まず最初にネットで適当に狼の画像を集めます。
Google先生に聞く
一口に狼と言っても様々な毛の色や顔の特徴があるので、
その時一番カッコイイと思った顔と毛の色をまず決めました。
当時参考にしたのは多分ナショジオのこの狼
http://img5.blogs.yahoo.co.jp/ybi/1/8d/8a/aki_setura2003/folder/1038922/img_1038922_25878163_0

狼の毛は意外と複雑な色をしているので、まず毛の色をどう作るかから検討します。

色置き

Oiva 茶色っぽく見えますが紫色をまずベースに敷いて、そこからどんどん黒く濁らせる方針で固めました。

四足歩行の形状の時はあえてアニメ塗りにしてみたり試行錯誤
Oiva2

前足の形状は本来のオオカミ的なものから少し人間の指に近づけましたが、
この種族が剣や杖を持って戦うために高橋よしひろの雅武のような刀を咥えて戦うスタイルでもよかったんですが

http://img5.blogs.yahoo.co.jp/ybi/1/d0/80/yodogawa_rider/folder/500239/img_500239_12587115_2?1323316515

変身時のモーションを考えると指があったほうが都合が良いのと、ただの狼の形では面白くないので指をつけました。
モーション

種族のディティール

だいたいのキャラクタの容姿が決まったところで、種族の特徴について妄想します。
まず民族感を出すために後ろ髪を長くして三つ編みにしました。(インディアン的なイメージ)
次に刺青の名称や意味について、アイヌ語をもじって考えます。

骨格

脚部がイヌなので立たせた時アンバランスに見えないようどこに重心を置くかを考えて骨格を作ります。

ディティール

またキャラクターを動かすうえで殆ど出てこない要素ですが、
刺青(グリフ)の中でその家系特異的なものを考え、
エカシ→族長
エムシニ→刀の柄に記される模様
という意味の単語があるのでそれをくっつけて造語を作ったり

ラフ1

ラフ2

ラフ3

アイヌ民族がシャーマン系なイメージなので当然独自の宗教があることを想定して、祈りの動作をデザインしたり

ラフ4

とにかくキャラクターの特徴から、いかに連想ゲームを広げられるかがデザインの鍵になってきます。
またキャラクターシートを作るうえで全く必要のない要素(例えば言語はどうなのか)


アイヌ民族は文字を持たないのでそれにちなんでウォーデンも識字ができない設定にしたりと、とにかく要素は多ければ多いだけ良いので何でもラフにします。
生物の体の構造には必ずそうあるべき必要があったという理由が存在するので、そこをいかに妄想し続けるかがリアリティのあるファンタジークリーチャーを描くコツです。

獣人の表情表現

またマンガを描くうえで本来的に無表情な獣人の顔に表情をつけなければいけなかったのでそのコツも紹介。

ディズニー映画等を見るとわかりますが、美女と野獣のビーストやライオンキングのシンバには人間でいう眉毛にあたる部分があります。
ここを動かすことでなんかそれっぽく見えるということを試行錯誤の末学習しました

以上です!喋るのが苦手なので画像で語った感

1 ちゃぼ (@nmb)

虎くんの描くわんこは優しい感じなんだよな。僕はそこが好きだな。

2 虎 錠之介 (@riard)

こめんとついてた!ちゃぼさんありがとう!
表情をつけようとしてるので実にしまりのない感じに仕上がっております

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