3Dの勉強を始めてました。【KawazAdventCalendar12/13】

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お久しぶりです、4月に大阪に飛んだウメカタです。

昨日は@AmoShiren さんが楽しそうな話をしてくれました。
が残念ながら楽しそうな話がなかなか出てこなかったので今日は若干近況報告的なお話をしたいと思います。

3D始めてました。

4月から3Dの勉強を始めていました。
目的はゲーム業界で働く入り口として、自分には必要になりそうだと思ったからです。
コンシューマーゲー作りたいと思ったら2Dだけで飛び込むには今の実力では足りないですので( '﹃' )
今回は3Dの勉強の内容というよりは感想みたいな内容で、どちらかというと「3Dがやりたい」人じゃなくて「3Dを別の糸口にしたい」人の話になります。

項目としては

  • 3Dスキルに求めていたもの
  • 3Dの勉強のハードル
  • 勉強の効率
  • 3Dで得られたもの
  • 3Dという武器の威力

因みに使ってるソフトはAUTODESKのMAYAです。
自主制作だったら別のでやろうと思うくらいドチャクソ高いのでオススメしません。
Blenderとかフリーので良さそうな気がします。
今後お金に余裕が出来て3Dゲー作り始めたらMAYALTも考えますが、遊びだけならZbrush買うかもしれないしなんともですな。( ´◔ ‸◔`)

3Dスキルに求めていたもの

自分の場合はまず就活で武器として役に立つこと。(3Dデザイナーとして働ける事ではなく)
その次にイラストを描くときの構図やアタリをパパっと作れるようになること。
あとは付随して2Dの実力も上げたい、くらいです。

なので、自分の場合3Dは手段であって3Dで作ることに対しては「使えたら便利だろうな~」くらいの感覚しかありませんでした。

それでどうして勉強する気になったのかと言えば、2Dデザイナー希望として就活をちらちらやってみるとどうやら自分には「2D専業になるには厳しい実力しかない」ということが見えたからです。
実際はまぁ選ばなければっていうところではあったみたいなんですが、自分はなんとしても選びたいタイプなのでその時相談してた人達にちょくちょく勧められていた3Dを勉強することにしました。
(なぜ大阪かというのは端的に言えばまぁ就活の最短ルートになりそうだったからです。)

結果といってもまだ途中ですが、最初に3Dに求めていたものが得られたかというと割合として半分といったところです。
詳しくは後述で。

3Dの勉強のハードル

※一般的な話は全然知らないので、とりあえずモデリングを主に8か月やってきた感想です。

やりたい分野がはっきりしていればハードルは教えてくれるところにいけるかどうかのみ。

が自分の結論です。あとはホントに自分の技術として身につける気持ちがあれば人並みにはなれるんじゃないかと。
3Dは全部の分野勉強しようと思ったら絶対時間がかかります。
とりあえず自分が知ってるだけで大きく

  • モデリング
  • アニメーション(物理シュミレーションを含む)
  • レンダリング

この中でアニメとレンダリング関係は特に泥沼に見える分野です。(個人的感想)
細かく分けていくともっとあってそれぞれにスペシャリストが居るような感じだと思ってます。
ゲームだったら映像より沼は浅い気がしますが、最近だと差が少なくなってそうな予感がします。

大体3Dを始めるにあたってまずモデリングが先にイメージとして出てくると思うんですが、始めまたは早い時期から「自分はこの分野を頑張りたい」と意識出来ていたら多分3Dの勉強のハードルはぐぐっとさがります。
自分は「3Dだったらモデリングをしたい」というのが最初からはっきりしていたので、モデリング以外の事には肩の力を抜いていられて多分気楽でした。
時には切り捨てる勇気も大切。

これがもし「全部できなくちゃいけない」と思っていると多分大抵の人はめっちゃ辛いと思います。
イラスト描いてて人も動物も背景も、とかの次元を超えて3Dは勉強の幅が広いです。しかも深いところは論理的な勉強になります。
幅が広い分、触らないとすぐ忘れます。なのでせめて「モデリングからやろう」とか、それくらいないと3Dのハードルはずいぶん高く見えちゃうと思います。

業界行きたい人ほどジャンルを絞った方がいいし、逆にそれが出来るなら3Dのハードルはそんなに高くないんじゃないかなと。
ただモデラー志望でもモデリング以外の機能知りませんだと応用効かないので、さらっと他の分野の作業を知っておくのは大切です。
ソフトの操作が一通り(※ここでは分野オンリーではなく浅く広くって意味)わかるだけでも若干の武器にはなると思いますしね。

教えてくれるところにいけるかどうかは、教えてくれる人に自分から教えてもらいに行けるか或いはそういった環境に行く余裕があるかなのでその人の環境次第なところがあると思いますので割愛です。

勉強の効率

勉強の効率、つまり短期間でどれだけ物に出来るかってことなんですが数か月でこんなに個人差が出るものかと一番驚いたことでもあります。
ここでいう差というのはデザインの質とかそういう話ではなく、道具をどれだけ扱えるようになるかという話です。
ただ道具を扱えるようになる時間の長さで結果的に差が生まれると思いますから、操作方法の学習コストは馬鹿に出来ない話だと思います。
3Dはイラストの線画みたいにアナログデジタルどっちにしても出来るなら問題ないというものでもないですから。

ではツールの勉強の効率って何か?という話ですがそれはおそらく

「知識・経験の関連付け」

この度合で大きく差が出るのかなと思います。

これは多分人によって自然に出来る人と意識しないとなかなか出来ない人、そもそも関連付けを考えない人と色々居ると思います。
初めてやるけど妙に上手いとか、成長曲線が指数関数的な人とか、持論ですが大抵関連付けが出来る人なんじゃないかなと。
多分普通関連付け出来る分野と出来ない分野があったりして、出来る分野=得意分野みたいな形になるんだと思います。
分野にあまりムラがない人はそれだけいろんなことに手出したかして分野をまたいだ関連付けが自然になってる人かなと。
最初から何でも出来る人はなんでか知りませんがそういう環境で育ったのでしょう「(:3 」┌)┘

で、それがやっぱりツールの勉強でも効いてくるんだと最近思いまして。
とても単純な例としては、「office使ってわからない機能について調べようとhelpを開くかググった」という経験をPhotoshopないしmayaなどでも同じように「helpを開く・ググる」ことが出来るか?という話です。
関連付けが出来ていれば、「Photoshopでショートカットが効かなくなった。原因はかな入力になっていたから。」という経験から「mayaでショートカットが効かなくなった。もしかしてかな入力になってる?」ということも思いつけなくはないわけです。これは割と見落としがちな例ではありますが。

もちろんトラブルシューティングだけではなく、「こういうこと出来ないのかな~」ということに対しての解決方法を見つけるきっかけにもなるわけで。
特に3Dソフトはツールごとの設定項目がとても多いです。その中で一つ一つを覚えていくなんていうことは非効率この上なく、正直無茶にすら思えます。
だから「あのツールで似たような項目があったな、このツールでも似たような設定が出来るのかも」と弄ってみる事は3Dソフトにおいては1を知って10を知る一歩として、とても大きな一歩になると思うんですが、そもそも「似たような項目だ」と思えない人も居るわけです。(ここで躓くと関連付け以前に観察力がそもそもという感じもしますが…。)

そうなると同じ時期からツールを使い始めたAさんBさんがいたとして、Aさんが1~7知ることが出来た時にBさんは1~3くらい知ることが出来た。くらいの差が数か月で生まれるわけです。
その差は単なる知識量の話ではなく出来る工夫や対処の数などにも影響してきますので、RPGでいうLv10とLv40くらいの差にはなるんではないかなと。

3Dの勉強をしたいと思うもののそれだけをやりたいわけではない自分にとって如何に3Dの勉強時間を減らせるかというのは結構大きな課題でして、似たような境遇の方なんかは一つのハードルにもなり得る部分だと思います。
自分がどれだけ効率化に成功しているかはわかりませんが、少なくとも今の速度は悪くはない感じみたいです。
後述しますが4か月である程度成果出せましたし。

一応書いておくと、ツール以外にもイラストで勉強していたことは3Dでめちゃくちゃ役に立っていますので2Dやってた人は0からのスタートではないと考えて良いと思います。
大学に入ったり、工学部にいたことも今役立っていると感じるので役に立たないことっていうのはそうそう無いもんだとつくづく思いますね。

ここ数か月ですごく感じたことだったので長々書いてしまいましたが、悲しいことにこの関連付けって意識し続ければ誰でも出来ると思うんですが
出来てない人に関連付けの話をすると大体「ようわからんこといってるなー」「自分頭悪いから無理だわー」って感じの反応されます。
出来る人は当然「そりゃそうね」「せやな」としかならないと思うので薬にも毒にもならない話ですが、もし誰かのやりたいことやるための入り口の学習コストを下げられたらいいなということで。

3Dの勉強で得られたもの

この8か月くらいで自分が得られたと思ったものです。人によって色々あるかと思います。

  • 3D制作技術

当然ですが結構大切なことで、ゲーム見てるとワイヤーフレームとかUVが見えてきたりしなくもないんです。

完全な職業病だし人によっては嫌いますが、自分はそういうの楽しいし糧になるので好きです。

  • 就活における武器

スマホゲーですら3D使うものが増えてきてますから、今3Dで物が作れる、動かせるとなれば欲しい会社はそれなりに居ると思います。
後はその質、場合によっては学習期間で評価が上がったりすると思います。

  • イラストにフィードバックできるもの、情報

モデルを作ってアタリにする、というのもそうですが、他にも陰影だとかライトだとか、物のスケール感だとか、前からぼんやりと分かっているつもりだったことが具体的にわかってきたり逆にわかってないことがわかったり得るものは多いです。
デザインについても思ったより色々得られます。可動式フィギュアとか作ってる方と共通する部分はあるかもしれないです。

  • 得られる情報の種類

今まで3Dの情報を追っかけたりしなかったのに色々見るようになったというのがあります。
言うてまだ多くはないですが技術ブログ見るのが面白くなったのは良かったですしCGWORLDとかああいうのも少しは言ってることがわかるようになって楽しめる領域が広がりました。

一つ思ってなかったこととしては、3Dやってるということが思っていた以上に「3Dの仕事したい」という意志表示になることです。
間違ってはないんですが自分の場合3Dという前提で自分を見られると困ることがあるので、そのあたりは自覚しておかないといけないんだなと思います。
もちろん会社によってそうでもない感じもしますが。

3Dという武器の威力

就活における武器の威力、という意味ですが結構強い気がします。
自慢みたいでなんともですが例として自分は2Dのみで応募してた時は多くの会社で「悪くはない(が良いというわけでもない)」という評価が大半でした。(今年の2月か3月ごろ)
そこに3Dも混ぜた状態で今年の夏頃とある就活イベントでポートフォリオ置いていたところ思っていたより評判で確か10社(大小含め)くらいから良かったら受けてみてよと声をかけていただけました。
(後で普通どれくらい声かけられるのか聞いてみたら0か数社くらいで2桁は初めて聞いた。という感じだった気がします)
全部が3Dのおかげではないと思いますが、2Dで押しきれない中途半端な状況を打破するのには3Dは結構効果があるということかと思います。

因みに自分の場合ちょっと変わった環境にいるのもあって、お声かけ頂いた会社から第一志望だったとある会社一つだけ受けました。
結果作品選考等通ったものの、最終選考で落とされましたが…グギギギギ( ´◔ ﹏◔`)

まとめ

まとめますと、結局2Dにしろ3Dにしろ質を求められているというのは変わりないので3Dの勉強すればいける!とは言えませんが、2Dでぼちぼち出来ていれば3Dでブーストすることはおそらく可能。
それくらいの威力はあります。
ただ問題として3Dで入って2Dに行くのは会社や人によると思いますが大変だと思うので何があっても2D(特にイラスト)だという人には向かないです。
自分はわかりやすく2D、キャラデザという言い方をしていますが、キャラデザを含めコンセプトアートだとか敵のデザインまで、画面の雰囲気まとめて作りたい人間なので3Dだろうとシェーダーだろうと勉強している感じです。

自分を例にすると現実味がなさそうだったりわかりにくかったりしますが
目的がはっきりしている(が特化型で生きられない)人にとって3Dはコスパの良い武器になると思います。

あと最後につけたしておきますと、コスパの良い武器として3Dを求めるのであれば必ず教えてくれる人を見つけましょう。ハードルは出来るだけ下げて楽しく習得したほうが良いです。


以上、ずいぶん長々と書いてしまいましたが割と元気にやってます。
札幌離れたらKawazでの活動が思った以上に出来てなくて寂しい感じもしますが、一先ず1月にGGJで定山渓いけるよう頑張ります\\└('ω')┘//
明日は@hktbit さんです、よろしくお願いします~。

1 みぃお(miio mitani) (@miiojp)

うめさんが3Dって全くイメージがつかなかったのは私だけだったのかななんて(ツイートはみかけたけど

2000年代中盤のネトゲとかでもクォータービューで2.5Dとか既に実現されてて、3Dの需要ってすごいなーなんて読みながら思いました。

そんな私は絵もモデリングもダメダメですw

時として切り捨てるというのはとても重要なことだなと、このお話に限らず思いました。「あれもほしいこれもほしい、もっとほしいry」を本当にすると人間持ちませんからねw

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