【GGJ】昔、プランナーという立場で参加していた時に考えていたこと(その2)

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前のお話

https://www.kawaz.org/blogs/zaqzsw/2019/1/21/962/

作業進行、作業の塊を作る

企画がある程度固まってきたら、作業を分解していきます。

初動で意識するのは「できるところから作る」です。

作業リストがないときは完成イメージが出来ている所から手を付けるのが圧倒的に早いです。

完成イメージができていない人も「やることがない」や「考えることがない」なんてことにはならないように最小限必要な物事を任せます。

私が任せることが多いのは企画のブラッシュアップ、足りない技能の調査辺りでしょうか。

企画のブラッシュアップは、ある程度固まった企画の実装が簡単になったり、面白さの創出に寄与することがあります。

一通り作業が行き渡ったら、私は各役割ごとの作業リストを作ってました。(そんな凝ってないやつ)

プログラマーへの作業依頼

プログラマーには以下のような作業を依頼します。

  • スタート画面
  • ゲーム画面
  •  ゲーム内容(例)
  •   ・キャラクター選択
  •   ・マップ表示
  •   ・キャラクター/エネミー マップ移動
  •   ・キャラクター動作A/たたく
  •   ・キャラクター動作B/まもる
  •   ・エネミー動作A/たたく
  •   ・エネミー動作B/まもる
  •   ・勝利条件達成
  •   ・敗北条件達成
  • エンド画面
  • ヘルプ画面
  • イラストの反映
  • BGM/SEの反映
  • ゲームステータスの反映

こんな感じの作業依頼になり、別で遷移図を作ります。

最低限『スタート画面→ゲーム画面→エンド画面』ができれば、『周回できるシステム』になります。

いちいちコンパイルをして実行、とかだと遊びにくいですし、懇親会とかでも遊ばれないので……。

それに、ゲームの流れを作ってしまえば、なんとなくゲーム感が出るのでいいのかなーと。

ヘルプ画面は割と趣味というか、『このゲームが開発者の手から離れたとき、どうしていいか分からない』なんて状況が緩和できるかなぁと思って、作業が詰まったタイミングとかでお願いして入れてもらってます。

デザイナー/イラストレーターへの作業依頼

デザイナー/イラストレーターには以下のような作業を依頼します。

  • スタート画面関係
  •  ・ロゴ
  •  ・メニューボタン(Start!、Helpなど)
  •  ・背景
  • ゲーム画面
  •  ・キャラクター(複数いる場合はそれぞれ記入)
  •  ・エネミー(複数いる場合はそれぞれ記入)
  •  ・マップ
  •  ・エフェクト(攻撃、ダメージ、吹き出しなど)
  • ヘルプ画面

こんな感じの作業依頼になり、これとは別に画像サイズ、透過色などを打ち合わせて記載していきます。

大きいサイズで書いて縮小、とかでもいいんですが、ある程度決めておいたほうが作業に集中できます。

リファクタリングというか、最後の調整もなくしやすくなります。(発生はしますが)

デザイナー/イラストレーターを一緒にしているのは、どちらもがメンバーにいたとしても、『やりたい』といいやすいようにするためでもあったりします。

「いつもは背景とか書いたことないけど、今回挑戦してみたい!」とか、あるかなとか、ないかな(

サウンド担当者への作業依頼

サウンド担当者さんには以下のような作業を依頼します。

  • BGM
  •  ・スタート画面
  •  ・ゲーム画面(序盤)
  •  ・ゲーム画面(終盤)
  •  ・ゲーム画面(クリア)
  •  ・ゲーム画面(ゲームオーバー)
  •  ・ヘルプ画面(あれば)
  • SE
  •  ・タイトルコール
  •  ・決定音
  •  ・キャンセル音
  •  ・キャラクター動作(攻撃音、ダメージ音、移動音など)
  •  ・エネミー動作(攻撃音、ダメージ音、移動音など)

こんな感じの作業依頼になり、BGMについては目安秒数、雰囲気なんかを付け足すことがあり、拡張子も指定します。

(モノによっては再生できない拡張子とかあったりしますので……)

目安秒数や雰囲気なんかはあくまで目安。ノッて来て作っちゃった!なんてのは大歓迎でしたね。

昔たわしさん( @ttntawasi )と一緒になった時は、「色んなSE作ったから、そっちで当てはめて!」と言われたことも。そういうやり方もありだと思います!

プランナーの作業リスト

皆様に作業をお願いしていて、一人だけ何もしない、なんてことはもったいない!

ので、プランニングが必要なものをリストします。例えばこんな感じ。

  • ゲームタイトル考案
  • キャラクターパラメータ設定
  • エネミーパラメータ設定
  • ヘルプ画面用の文言作成
  • 不足している役割の補填
  • 動画作成(私の趣味です←)

作業依頼の補足

偉そうに諸々書いておりますが、この作業依頼は「やることを見失うことがないように」という前提です。

優先度や完成度に関係なく、メンバーの「やりたい!」を優先しますね。

だって、折角のゲーム開発に関わろうとしてくれているのに、やらなければならないことだけをやる、なんてつまらないでしょう。

ゲーム開発を生業としている人ももちろんいますが、全員がそうではないですし、どうせなら楽しくやりたいです。

もちろん、メンバー全員が「完成を目指す!!」とかであれば、そのように動きます。

メンバーが思う「完成」とは何かをすり合わせながら、一つでも「参加してよかった」を作れればなぁと思いながら過ごしておりました。

あと、上にない役割のメンバーが居た場合、そのメンバーようにも作ります。……作れてたかな。

作業中盤、中だるみも醍醐味

作業リストが完成して少しすると、中だるみのタイミングがやってくることが多いです。感覚的には1日目夜から2日目夕方ぐらい。

メンバーが帰ったり、作業に行き詰まったり、同じ体勢の取りすぎで体が硬くなってきたり。

そういった時には他のチームを見に行ったりしてました。

同じく中だるみになってきたチームや、企画が固まらない!と嘆くチーム、誰も居残らないチーム。

あ、別に居残ってやることが正しいとは思っていませんです。夜更かしは美容と冴えた脳みその敵ですしね。

こういったタイミングってなにか面白いことが起きたりするので、ぼんやりとあちこちに顔を出してました。

思えば邪魔と思われた方もいらっしゃったかなぁ……いらっしゃったら申し訳ない限りです……。

最後の追い込み

残り時間が近づいてくると、焦るものです。

そこで作業リストの出番。これに逐一状況を乗っけていると、何をやるべきか、が見えてきます。

このタイミングではほとんど「ゲームの流れを作る」ことが出来てることが多かったので、ゲーム部分の実装を後回しにしてもらって、イラストやBGM/SEの反映を行ってもらってました。

プログラマーさんが複数いた場合は、マージ作業(別々に作っていた機能を統合する)を一度はやっておいてもらいます。

手が空いた、または作業が行き詰ったメンバーがマージ後のゲームを遊ぶことで、致命的なエラーを回避することが出来たりします。(再挑戦するとエラーが発生して終了するなど)

私個人としては、「止まらずに遊べるならそれでいい」みたいに思っています。バグとかはもう、自然現象なので仕方ないです。(各方面に怒られそうですが、個人の見解ですorz)

で、このタイミングで思いつく、面白いことがあったりします。

それを決して否定せず、実装可能か検討して、実装できるなら出来るように動くのもまた楽しい感じですよ。

ちょっと違いますが、ギリギリでメンバーで歌唱してゲームに組み込んだことが……w → https://www.kawaz.org/blogs/zaqzsw/2014/1/31/575/

時間が余れば発表会用のまとめとかを書いてみたりしてました。あんまり役に立たないこともありましたが…発表内容をイメージしやすくなるので、良かったのかなぁと。

ざっくりとしたまとめ

こんな感じで、GGJに参加するときは『楽しい』の定義を「やりたいと思っていたことに挑戦する」と思いながらプランナーとして参加させていただいておりました。

私自身にやりたいことは?と言われれば、みんなの『楽しい』を見たいって感じですかね……。

ゲーム開発ってどうしても一人作業になりがちで、気分が下がってくるときもあると思うんですよ。

そういう時お力になれればなぁ、なんてことをぼんやり思ってました。

個人的な質問!!!

Kwazがまだ札幌ゲームコミュニティという名前の頃に勝手にやってたコミュ内への質問なのです。

今回は四回目! 恒例な質問として第一回目の質問をそのまま引用しますね!

【ルール】

  1. 一質問に付き、質問は一回まで。
  2. どんな回答が寄せられても受け入れる。
  3. 回答者数が0でも泣かない、挫けない。

【質問】

ゲーム制作に限らず、『物作り』に一番大切だと思うのはっ!? ご自由にお答えくださいっ!

【質問者回答】

第一回目の回答は『作製中の雰囲気』=『楽しい』でした。

んー、これについては今も変わらず、ですねぁ…。コミットする力(完結させる能力)も大事ですが、一番といわれると雰囲気ですね。

【回答者へ】

質問者回答に関しては私自身の考えなので否定される方もおられると思いますが、基本的に生温い目で見守ってください…!

また、深く考えすぎず、いとまがあれば考えてみてください…!

最後に

明日からGGJですね!

私は子供が生まれてからは参加しづらくなって、足が遠のいておりますが、子供がある程度聞き分けできるようになったら一緒に参加したいですね。迷惑にならない範囲で。

ざっと書きましたが、ゲーム開発に対するアクションの取り方なんて千差万別でオッケー思います!

なので、挑戦をし続けるとよいかもしれません!

もし万が一誰かのお役に立てれば幸いです……!

それでは、良きGGJを!

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